第14回グローバル人材育成研究会
思考力は鍛えられるか
「思考力」。この力は国内ビジネスであれ、グローバルビジネスであれ、全てのビジネスパーソンにとってのファンダメンタルスキルです。現在、従来のビジネスの枠組みが通用しなくなり、業務で扱う問題は益々複雑かつ非定型なものとなっており、なおかつ対応スピードにも速さが求められています。そのような環境変化への対応には質が高く、柔軟な「思考力」が必要不可欠です。
しかし、従来の枠組みに囚われた「思考力」は果たして変えられるのでしょうか。この非常に重要かつ本質的な課題に対して、船川淳志氏を招いて、思考力の活性化、問題解決のフレームワーク導入という観点から、思考力の強化・育成について講義します。
また、今回は船川氏によるワークショップを導入された中外製薬株式会社より熊谷文男氏(人財開発部 兼 戦略マーケティングユニット 推進部 部長)を招いて、開発部門におけるワークショップの位置づけ、またその効果について発表頂く予定です。ぜひご参加下さい。
【開催日時】
2005年9月5日(月) 13:00~17:00
【講演者】
船川 淳志 (ふなかわ あつし) 氏
【略歴】
慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、東芝、アリコジャパン勤務。アメリカ国際経営大学院(サンダーバード校)にてMBAを取得後、米国シリコンバレーを拠点に組織コンサルタントとして活躍。帰国後、企業と人材のグローバル化を推進するコンサルティング会社、グローバルインパクトを設立。サンダーバード日本校客員教授。NHKテレビ「実践・ビジネス英会話」(2003年4月期)にて講師を務める。 著書に「ビジネススクールで身につける思考力と対人力」、「グローバルマネージャー読本」(日経ビジネス人文庫)などがある。
【内容】
12:40
開場
13:00
「自立型人材育成の最新動向」
<講師:布留川 勝氏 グローバル・エデュケーション代表>
13:45
導入事例発表
<講師:熊谷 文男氏 中外製薬株式会社人財開発部 兼 戦略マーケティングユニット 推進部 部長>
14:45
「思考力は鍛えられるか」
<講師:船川 淳志氏 グローバル・エデュケーション講師>
16:45
質疑応答
第13回グローバル人材育成研究会の様子
10月12日(水)、来日中のカーネギーメロン大学のDr. John Grassoにおいでいただき、コンピューターサイエンスの分野で世界的な評価を得ている同大学の取り組みを中心に、「技術経営の動向」について講演をいただきました。写真とともに、簡単に報告します。
ファシリテーターを務めるグローバル・エデュケーション代表の布留川 勝氏 |
布留川 氏からは「自立型人材の最新動向」と題し自立型人材のマインドについての分析や、MIT Open Coursewareの紹介などをいただきました。 |
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中外製薬(株)人財開発部兼戦略マーケティングユニット推進部部長 熊谷文男氏 |
熊谷氏からはプロジェクトマネジメントのための人財育成について、また実際に導入された研修の実例をご紹介いただきました。 |
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グローバルインパクト代表パートナー 船川 淳志氏 |
船川氏はグローバル人材育成研究会2度目のご登板です。前回はグローバルリーダーの育成課題についての講演でした。今回は「思考力」をテーマにお話しいただきました。 |
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挙手の仕方もグローバル流。船川講師の熱気あふれる講義に、ご参加者の手が勢いよく挙がりました |