グローバル人材育成研究会 人材開発における最新のトレンドをお伝えする研究会を定期開催
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これまでの開催内容

下記のグローバル人材育成研究会第16回「事例発表:グローバル&自立型人材育成の取り組み」「グローバル人材の思考ツール」は盛況のうち開催されました。当日の模様はこちらでご覧いただけます。

第16回グローバル人材育成研究会

「事例発表:グローバル&自立型人材育成の取り組み」「グローバル人材の思考ツール」

「グローバル人材育成の研修計画を立ち上げたが成果が上がらない。」

 

その場合、研修内容が、英語力またはMBA的な知識偏重になっていませんでしょうか?

 

グローバル人材として、国内・グローバル問わず能力を発揮するには、英語力や経営フレームワークなどの知識はもちろんのこと、人材そのものの自己成長に向けての強い意欲、決意が欠かせません。さらには、学習や成長に対する積極かつ主体的な姿勢、取り組み方が核(マインドセット)にあってこそ可能だと考えています。

 

今回の研究会では、弊社講師James Doughertyより、グローバル・プロフェッショナルに共通して見られる思考ツール(プロアクティブ思考、アファメーションなど)のご紹介を通して、グローバルマインドセット形成につながる研修について考えて参ります。

 

今回は株式会社商船三井より人材育成ご担当者様をお招きし、(株)商船三井様における、グローバル&自立型人材育成の取り組みについてご紹介頂きます。ぜひご参加下さい。

■ 株式会社商船三井様における人材育成の取り組み
『海外を含め、300社以上のグループ全体を統率するための、リーダーシップ、関係者との円滑な協働のためのコミュニケーション力、グローバルマーケットで通用する高い能力、旺盛なファイティングスピリットと目標達成に邁進するタフネスを備えた少数精鋭の海運プロフェッショナル集団』を基本方針として人材育成に取り組まれています。

【開催日時】
2006年3月8日(水) 14:00~18:00

グローバル人材育成講演者 James Dougherty氏写真

【講演者】
James Dougherty(ジェームス・ドーティー) 氏

【略歴】
グローバルビジネススキル及びビジネスコミュニケ-ションコースの開発、及びインストラクター、ファシリテーターとして活躍。エグゼクティブ向けコーチングや、コア・グローバル人材育成プログラムのメイン講師として高い評価を得ている。

 

【内容】
13:40
開場
14:00
「グローバル人材育成: 海外研修、国内研修の特徴と効用」
<講師:布留川 勝氏 グローバル・エデュケーション代表>
14:30
導入事例発表 「(株)商船三井におけるグローバル&自立型人材育成」
<講師:八嶋 浩一様, 安藤 美和子様 株式会社商船三井 人事部>
15:45
「グローバル人材の思考ツール」 (逐次通訳有り)
<講師:James Dougherty氏 グローバル・エデュケーション講師>
17:45
質疑応答

第16回グローバル人材育成研究会の様子

この3月8日(水)、渋谷・宮益坂の渋谷サンスカイルームで第16回目の研究会が開かれました。今回は、(株)商船三井様におけるグローバル人材・自立型人材育成への取り組みの事例発表、及び、Dr.James Dougherty講師による「グローバル人材の思考ツール」と題した講演が主な内容でした。

まずはじめに、布留川講師から、グローバル人材育成にあたっては、人材育成担当者に海外研修や国内研修を使い分けるデザイン力のアップが望まれる、という指摘がありました。

第16回グローバル人材育成研究会その1
「国内研修・海外研修 それぞれの特徴と効用」について説明する布留川講師
 

ついで、(株)商船三井の安藤様から、商船三井様の求める人材像として、「ファイティング・タフネス・リーダーシップ・コミュニケーション力」の4つのキーワードを示され、現在実際に行なわれている研修のプログラムについて、詳細なご報告をいただきました。陸上勤務の社員様の2割が海外拠点に勤務されるという国際企業ゆえ、「異文化間のブリッジパーソンとしてのグローバルリーダー」の育成にあたっては、海外赴任前の語学、カルチャー、海外業務の研修など積極的に取り組まれていることがよくわかりました。次いで、「組織活性化を実現する自立型リーダー育成」の研修コースについてもご説明いただき、全社的な取り組みのようすを具体的にうかがうことができました。

第16回グローバル人材育成研究会その2
ひとつひとつの研修プログラムを具体的にご説明される㈱商船三井の安藤様
 

コーヒーブレイクをはさんで、後半は、Dr.James Dougherty講師のワークショップ形式の講演でした。”Global Thinking”の思考ツールについて、まず、Active Listeningの重要性を示し、Paraphrasing(言い換え)やSummarizing(要約)、あるいは、言葉に頼らない反応やEye Cntactなどを、実例をもってご説明いただきました。Reactive Thinking、Proactive Thinkingに向けた展開を示していただいたところで本日の2時間にわたる講義が終わりました。ご参加者のご要望もあり、通訳を入れながらの講演でしたが、ドア+ティーと自己紹介されるところから、わかりやすい英語と豊かな表情で聴き手の皆様を魅了し、しっかりと聞き方、考え方のヒントをお伝えできたのではないかと思います。


この場をお借りして、事例発表をいただいた㈱商船三井の安藤様をはじめ、当日ご出席いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 

第16回グローバル人材育成研究会その3
ユーモアあふれるDr.James Dougherty講師の講義は、まさにコミュニケーションのお手本
 
第16回グローバル人材育成研究会その4
各グループに分かれて、Paraphrasing(言い換え)の検討をおこなっていただきました
 
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