第42回グローバル人材育成研究会
協働力を高める！ ～ダイバーシティ対応力を高める効果的な研修のご紹介
今回の研究会のテーマは、ダイバーシティ対応力です。
「価値観、国籍、働き方の異なる多様な人材との協働」などダイバーシティ（多様性）への対応力強化が重要課題となりつつある中、どのような研修が効果的なのか？ダイバーシティ対応力を高める上で導入編として最適の研修を、福田聡子講師よりご紹介いただきます。
全体像をしっかり把握
１）背景を知る（グローバル化との関係）
２）対応力の構造を理解
３）活用するための基礎スキルを習得
２つのニーズに対応
１）異文化対応力強化
２）周りを巻き込める人材の育成
異文化理解、組織活性化、グローバルマインド醸成に向けての研修としておススメです。
ついで、中国ビジネスのスキルアップをテーマに、吉村章氏に登場いただきます。
「3年前ではなく『今』の中国を把握する！」
中国人の上司を持ち、中国・台湾でコンサルティングを行っている吉村氏ならではのケーススタディを主体にした研修プログラムは、「具体的な事例について考えられる」、「実践的で即効性のあるコミュニケーションスキルが学べる」、と導入企業から高い評価を得ています。そのエッセンスをご紹介します。
・中国人ビジネスパーソンの考え方、仕事観の理解
・中国人ビジネスパーソンとの効果的なコミュニケーションとは？
・中国人とのビジネス Do’s & Don’tsとは？
中国赴任前、中国人社員のマネジメントやＯＪＴ対応、グローバル人材育成などにおススメです。 この機会をお見逃しなく！
【開催日時】
２００９年１１月２４日（火） １４：００～１８：００
【講演者】
グローバル・エデュケーション 代表
吉村 章（よしむら あきら）氏
【略歴】
1987年より台湾駐在。科建日語補習班(日本語教育機関)勤務を経て、1989年からはTAITRA(台湾対外貿易発展協会)人材訓練センター講師を兼任。
中国に進出する日本企業向けに、「中国ビジネススキルアップ研修」を提供。研修は中国、台湾へ赴任する 社員向け「赴任者研修」と、日常業務で中国と接する機会が多いスタッフ、出張者向けの「中国ビジネススキルアップ研修」とがある。
研修を担当する傍ら、中国に進出する日本企業を支援業務も担当。中国 に生産拠点を持つ欧米、台湾、日系ベンダー向けの市場開拓(BtoB)のサポート、現地視察などのコーディネイト等も行っている。
13：40
開場
14：00
「効果的なダイバーシティコミュニケーション研修のご紹介」
＜講師：福田 聡子氏 グローバル・エデュケーション ディレクター＞
15：00
「現役ビジネスパースンによる中国ビジネススキルアップ指南！
～中国人の考え方、仕事観、コミュニケーションギャップの理解と対応」
＜講師：吉村 章氏 グローバル・エデュケーション講師＞
18：00
終了予定
第42回グローバル人材育成研究会の様子
去る１１月２４日（火）、渋谷宮益坂の渋谷サンスカイルームの会議室を会場に、第４２回目の研究会が開かれました。お忙しい中、16名の人事ご担当者にお集まりいただきました。
まずはじめに、布留川講師から「ダイバーシティコミュニケーション」のポイントとなる点を解説いただきました。
３Ｃ(Culture,Characteristics,Career)２Ｇ(Generation,Gender)から、多様性の全体像を把握し、異質なものを創造性やイノベーションに結びつけていく必要を指摘し、「ダイバーシティコミュニケーション」研修の意味と意義と活用の方向性がわかったところで、実際にBack to Backのペアワークを体験いただきました。
それぞれが書いた絵を、背中合わせで、言葉だけで説明して同じ絵を描くというものですが、質問することによって推測を排除し、互いの持つ共通 の経験から、イメージを的確に伝えることなど、大切なポイントをまず理解していただきました。さらに、このあとに、即興(Improvisation)で絵 を書く、Two Dotsのエクササイズも体験いただきました。
10分の休憩の後、吉村章氏にご登場いただきました。
「中国ビジネススキルアップ指南」と題した2時間あまりの講演は、ひとつひとつのケーススタディが実際のご経験に裏打ちされ、ポイントとなる点は魅力的なキーワードでまとめられており、圧倒的な説得力に富んだ内容であったことは、ご参加者のアンケートにあふれる、「ためになった」「時間が経つのが早過ぎると感じるほど、関心を引くすばらしい講演」という言葉にうかがうことができます。
中国との付き合いを避けて通れないこれからの時代にあって、ぜひともご検討いただきたい研修です。お問い合わせをお待ちしております。
お忙しい中ご参加いただいた皆様に、厚くお礼を申し述べさせていただきます。本当にありがとうございました。
