第43回グローバル人材育成研究会
2010年のグローバル人材育成トレンド&コラボレーション型リーダーを考える
今回の研究会のテーマは、2009年の振り返りと2010年の展望についてです。
2010年度のグローバル人材育成をどのようにプランニングすべきか?
2009年に私たちにご依頼頂いた様々なグローバル人材育成プログラムの傾向を振り返り、お伝えすることで2010年の計画立案のご参考になれば幸いです。布留川勝講師がご紹介します。
2009年の振り返り
1)グローバルマインド醸成
2)ローカルマネージャー研修
3)グローバルマネージャー育成 ・・・など
↓
2010年は?
つぎに、コラボレーション型リーダーの時代をテーマに、森和成氏にご登場いただきます。
コストダウンや数字管理が強まる社内環境下で、職場がイライラ状態になっていて、管理職のロジカルシンキングやコーチングなど一つの技術だけではチームマネジメントに対応できない場面が増えていないでしょうか?
また、変革やイノベーションやダイバーシティ対応が必要な中で、個人のやる気とチームの一体感をどう両立していいのかがわからない。リーダーにとって難しい時期です。
数々の組織変革プロジェクトを成功させてきた敏腕コンサルタントである講師がそんな今のリーダーに贈る、「チームを一枚岩にして成果を出していくためにやるべき七つの鉄則とそれをやり切る勇気」をお伝えします。
【開催日時】
2009年12月2日(水) 14:00~18:00
【講演者】
株式会社アールギア・グループ代表取締役
森 和成(もり かずなり)氏
【略歴】
青山学院大学卒業後、国内独立系のコンサルティングファームにて、組織開発・人材育成を主領域としたコンサルティングセールス部門の各営業責任者を歴任。その後、アクセンチュア株式会社にて、経営コンサルティングに従事。
2003年、同社、アライアンス・ディレクターに就任。2005年、株式会社アールギア・グループ設立。同社、代表取締役として現在に至る。
専門分野としては、人・組織における「関係性開発(Business Relationship Development)」。コンサルティングとしては、特に、組織内関係強化としての「チームビルディング(部門間連携・組織求心力向上・役員のチームづくり等)」「ビジョン策定」、組織間関係強化として「企業間提携~強化」、顧客との関係強化としての「営業力強化」、「サービスマネジメント」の経験が豊富。人材育成・教育研修としては、「マネジメント・リーダーシップ」、「営業力強化」、「コラボレーション」、「ファシリテーション」、「組織変革」等を扱った研修では実績も多く、また自身の豊富な業務経験も踏まえているため、定評がある。
【内容】
13:40
開場
14:00
「2010年のグローバル人材育成トレンドのご紹介」
<講師:布留川 勝氏 グローバル・エデュケーション 代表>
15:00
「コラボレーションリーダーの時代~イライラ組織からワクワク組織へ~」
<講師:森 和成氏 グローバル・エデュケーション講師>
18:00
終了予定
第43回グローバル人材育成研究会の様子
去る12月24日(火)、渋谷宮益坂の渋谷サンスカイルームの会議室を会場に、第43回目の研究会が開かれました。お忙しい中、8名の人事ご担当者にお集まりいただきました。
今年最後の研究会ということで、まずはじめに、布留川講師からこの1年間に取り上げた内容をスライド使って解説いただきました。
(2009年1月~11月の研究会担当講師) | |
1月 | 新里聡講師 |
2月 | 平本あきお講師 |
3月 | 堀田孝治講師、James Dougherty 講師 |
4月 | 菅原美千子講師 |
5月 | 野呂理講師 |
6月 | David Wagner 講師、脇田啓司講師 |
7月 | 河原崎圭市講師 |
8月 | Marco Narducci講師 |
9月 | Andrew Issacs講師、布留川勝講師、福田聡子講師 |
10月 | Barbara Gyde講師、小林美枝子講師 |
11月 | 堀口紫講師、Timothy Blake講師、福田聡子講師、吉村章講師 |
詳細は割愛させていただき、ここでは、ご協力いただいた講師の皆さまに感謝の念をお伝えしたいと思います。
10分の休憩の後、森和成氏にご登場いただきました。
森和成講師は、第19回(2006年12月8日)以来、久しぶりのご登場です。
和を成すというご自身のお名前の説明から入られたように、言葉の語義、語源について常に意識され、「コラボレーション」という言葉についてもしっかりと問われるところからワークショップが始まりました。
コミュニケーション、相互理解、相互期待、共有ミッション&ビジョン、プロセス共有、実りの共有、感情・気持ちという7つの視点について、ていねいにご説明いただき、またチームで絵を完成させるゲームなどもおこなって、理論をしっかりと体感いただきました。
お忙しい中ご参加いただいた皆様に、厚くお礼を申し述べさせていただきます。本当にありがとうございました。