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これまでの開催内容

下記のグローバル人材育成研究会第54回「どう活用する海外ビジネススクール?~事前準備から活用事例まで」は盛況のうち開催されました。当日の模様はこちらでご覧いただけます。

第54回グローバル人材育成研究会

どう活用する海外ビジネススクール?~事前準備から活用事例まで

2010年8月2日(月)開催

 

今回のテーマ
  • 海外ビジネススクールの効果的な活用方法を知りたい
  • ビジネススクール派遣をしているがなかなか成果が出ていない。
 

第1部
『どう活用する?海外ビジネススクール』

最高峰の教授陣、世界各国からのリーダー人材が集まる、海外のトップランクビジネススクールは、グローバルリーダー育成において非常に有効であり、活用しない手はありません。 しかし、敷居が高い、候補者の英語力が低いなど様々な課題から、導入に二の足を踏まれている企業も多いのではないでしょうか?
今回のG研では、海外ビジネススクール派遣を成功させる事前準備から、学校選択、活用まで提案いたします。

  おススメ:グローバル人材育成プログラム、海外ビジネススクール派遣案の立案

 

第2部
『カリフォルニア大学バークレー校ハーススクールオブビジネスでの事例紹介~技術&ビジネスを結び付けイノベーションを促進するトップ校での事例』

イノベーションやMOTプログラムなどで世界トップレベルのビジネススクール、カリフォルニア大学バークレー校、ハース・スクールオブビジネスではどのようなプログラムを実施しているのか?
今回は、MOTプログラムのディレクターである、アイザック氏をお招き致しています。欧米の革新的な企業はもちろん、日本企業向けのプログラムの企画・運営についても経験豊富で、その幅広い知見からビジネススクールの活用についてお話頂きます。若手から管理職、経営人材向けまで、幅広い層での事例をご紹介頂く予定です。 (逐次通訳あり)

  おススメ:若手・管理職・経営人材向けのビジネススクール活用

 

人事ご担当者様には、万障お繰り合わせの上、ご出席いただけますようお願い申し上げます。ご参加は無料です。

【開催日時】
2010年8月2日(月) 14:00~18:00

グローバル人材育成講演者 Mr. Andrew Isaacs(アンドリュー・アイザック)氏 写真

【講演者】
カリフォルニア大学バークレー校、ハース・スクールオブビジネス 准教授
MOTプログラムエグゼクティブディレクター兼エネルギー&環境イノベーションセンター 共同エグゼクティブディレクター
 Mr. Andrew Isaacs(アンドリュー・アイザック)氏

【略歴】
Adjunct Professor, Executive Director, Management of Technology Program Co-Executive Director, Center for Energy and Environmental Innovation, Haas School of Business, University of California, Berkeley
ミシガン大学にて地球化学の分野で学位及び修士号取得。NASAでの主任科学者、Kevex Instruments社でのVice Presidentの後、1994年よりサンフランシスコ州立大学ビジネス学部の講師、1999年よりハーススクールオブビジネスの講師を歴任。2000年より現職。
現在の研究/関心分野は、「技術系企業の戦略」、「ハイテク分野の起業家育成」、「エネルギー問題と持続可能な技術」、「技術マーケティング」など
シリコンバレーのグローバル企業のみならず、日本企業向けのMOTプログラムやレクチャーを多数企画・運営し、日本企業が抱える課題についても精通されている親日家。

 

【内容】
13:40
開場
14:00
『どう活用する?海外ビジネススクール』
<講師:布留川 勝氏 グローバル・エデュケーション代表>
15:15
『カリフォルニア大学バークレー校ハーススクールオブビジネスでの事例紹介~技術&ビジネスを結び付けイノベーションを促進するトップ校での事例』
<講師:Mr. Andrew Isaacs カリフォルニア大学バークレー校、ハース・スクールオブビジネス 准教授 MOTプログラムエグゼクティブディレクター兼エネルギー&環境イノベーションセンター 共同エグゼクティブディレクタ>
17:30
質疑応答
18:00
終了予定

第54回グローバル人材育成研究会の様子

去る8月2日(月)、リージャス青山プラースカナダを会場に、第54回目となる研究会が開かれました。お忙しい中、15名の人事ご担当者に お集まりいただきました。

まずはじめに布留川講師から、「どう活用する?海外ビジネススクール」というテーマで解説いただきました。

第54回グローバル人材育成研究会その1第54回グローバル人材育成研究会その2

まず、最初のスライドについて。
主にアメリカを中心としたグローバル企業における、アジア統括マネージャーの輩出国を並べると、シンガポール、香港、韓国、中国、台湾、日本になるという。正確な統計ではないとはいえ、日本人マネージャーの少なさには、そこに見えない壁(グラスシーリング)があると推測できる。それは、サイクルをまわし続けるねずみ同様、グローバルで活躍できる人材がなかなか育たない深刻な問題をかかえているのではないか。

第54回グローバル人材育成研究会その3第54回グローバル人材育成研究会その4

ここで、5年後の日本企業/社員は?と問いかけて、次の3つの選択肢、
  1 それでも、微調整しながら生き残る
  2 危機に気づき、変革し、再び世界のトップに君臨する
  3 ゆで蛙状態のまま失速していく
の中のどれにあたるかを、各グループの中で5分ほどの討議をおこなっていただきました。1と3の二つに大きく分かれたのですが、現状この5年は、3の状態を覚悟されている回答が目立ちました。

 

第54回グローバル人材育成研究会その5第54回グローバル人材育成研究会その6

海外研修の中のスクール型、特にビジネススクールについて有効に活用いただくため、その4つのプログラムについて、期間と対象者の違いについて解説いただきました。
  エグゼクティブエデュケーション
  エグゼクティブMBA
  MBA
  ミニMBA

 

第54回グローバル人材育成研究会その7第54回グローバル人材育成研究会その8

第54回グローバル人材育成研究会その9第54回グローバル人材育成研究会その10

ビジネススクールの日本人参加者に立ちはだかる3つの壁を乗り越えて、実際にビジネススクールに参加され多くの学びを持ち帰られた方々の声を紹介いただきました。

そして、先週実際にUCバークレーのIsaccs教授に案内いただいたようすの記録映像も流され、また、シリコンバレーの企業訪問のようすなども引率された、グローバル・エデュケーションの福田さんや近藤さんからの説明も加えて紹介いただきました。

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さて、15分の休憩のあと、いよいよ本日の講師であるAndrew Isaccs氏に登場いただきました。

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研究会へご登場は、すでに5回目。今回は、ビジネスを変革する8つのグローバルトレンドについての講義です。

第54回グローバル人材育成研究会その16第54回グローバル人材育成研究会その17

 

まず、気候変動について。NASAの130年分の資料が示す通り、21世紀に入って急速に進む温暖化。2010年が一番暑い年となるであろうことは間違いありません。

第54回グローバル人材育成研究会その18第54回グローバル人材育成研究会その19

 

Googleの検索エンジンをYahoo!Japanが採用するというニュースが流れたのは、7月27日の火曜日。ITの勝者の総取りは現実となり、クラウドコンピューティングの世界が恐ろしいスピードで進んでいます。

第54回グローバル人材育成研究会その20第54回グローバル人材育成研究会その21

 

中国と韓国の目覚しい勢い。GoogleやAppleに見るビジネスモデルのイノベーション。新興市場の拡大。

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第54回グローバル人材育成研究会その24

 

中国の躍進。都市化が生み出す、さらに3億の市場(2025年までに)。冷蔵庫も、通勤する人も、銀行口座も、あらゆるものがさらに3億!

第54回グローバル人材育成研究会その25第54回グローバル人材育成研究会その26

 

国籍を問わず、優秀な才能を競わせてそれを生かす。シリコンバレーで働く米国外生まれの割合が半数という事実。

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いい講義のあとは、いい質問がたくさん。
高品質のものにこだわる日本について。米国企業のグローバル化、現地の利益は持ち帰らないで現地で使う。日本固有のデバイスはなくならない。日本企業の成長について、等等。ひとつひとつの質問に体系的な説明を加えながら、ホワイトボードを使って丁寧にご回答いただきました。

第54回グローバル人材育成研究会その294

 

お忙しい中、ご参加いただきました皆様に、厚くお礼を申し述べさせていただきます。ぜひ各社の、研修プログラムとしてご検討をお願いしたいと思います。

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