第61回グローバル人材育成研究会
『もう失敗しないグローバル人材育成』
~機能しなくなった従来型英語研修をどう変えるか?~
2011年2月16日(水)開催
- グローバル人材育成のプライオリティとは?
- 成果の出る語学研修の選定ポイント
- 語学の達人による語学力向上の秘訣
第1部
グローバル人材に必要な3つのアプリケーションとは?
考え方や仕事の進め方が全く異なる多様な人材と協働していくグローバルビジネスでは、「英語力×コミュニケーション力×ダイバーシティ力」が必要です。「仕事のできる人材」に語学力をプラスするだけでは、もはや通用しません。「過去、語学研修を何度も実施していえるが効果が出なかった・・・。」このような声が圧倒的な中で、どのような施策が有効なのか?英語力、コミュニケーション力、ダイバーシティ力の3つのアプリケーションから考えます!
おススメ:グローバル人材育成研修の立案
第2部
河原崎圭市氏 × グローバル・エデュケーション代表 布留川勝
対談: 語学の達人・河原崎圭市氏に聞く! 語学力向上とモチベーションの関係
第3部
2日間で見違える!TOEIC600点でもできる説得力のある英語プレゼンテーション
日英バイリンガルでのコミュニケーション研修のトレーナーで、現在中国語でも同じ研修ができるように研鑽を積んでいらっしゃる語学の達人、河原崎氏より、継続可能な英語・中国語学習法を伺います!「不連続の連続」とは?!
<河原崎氏の特長>
◆受講生の多様な英語レベルに柔軟に対応し、全ての受講者のプレゼンテーションスキルを劇的に改善する
◆河原崎氏の飽くなき向上心や挑戦していく姿勢に刺激を受ける受講生が多い
超高速回転の河原崎ワールドをぜひご体験ください!
おススメ:語学研修、社員の語学学習へのモチベーションを高めるための研修企画、社員のコミュニケーション力強化のための研修企画
人事ご担当者様には、万障お繰り合わせの上、ご出席いただけますようお願い申し上げます。ご参加は無料です。
【開催日時】
2011年2月16日(水) 14:00~18:00
【講演者】
グローバル・エデュケーション講師
河原崎 圭市(かわらざき けいいち)氏
【略歴】
早稲田大学法学部卒業、富士通株式会社を経てコロンビア経営大学院卒業、M.B.A.取得後、米系証券会社ゴールドマンサックス入社。株式セールスを担当後、アジア、パシフィック地域のトレーニングディレクターとして証券アナリスト、株式セールス、引き受け部に対して、マネジメントトレーニング、セールスプレゼンテーションスキル(日英両語)、その他のトレーニングを自ら作成実施する。 大手企業の社長、重役陣向けのプレゼンテーション指導での実績多数。現在は、国内・海外での豊富な金融証券ビジネス経験を生かし、セミナー講師として活躍中。
【主な研修プログラム】
ロジカル・コミュニケーション、プレゼンテーション、ミーティングスキル、ディベート
【内容】
13:40
開場
14:00
『グローバル人材に必要な3つのアプリケーションとは?』
<講師:布留川 勝氏 グローバル・エデュケーション代表>
15:10
『2日間で見違える!TOEIC600点でもできる説得力のある英語プレゼンテーション』
<講師:河原崎 圭市氏 グローバル・エデュケーション講師>
17:30
質疑応答
18:00
終了予定
第61回グローバル人材育成研究会の様子
去る2月16日(水)、リージャス青山プラースカナダを会場に、第61回目となる研究会が開かれました。お忙しい中、26名の人事ご担当者にお集まりいただきました。
まずはじめに布留川講師から、「グローバル人材に必要な3つのアプリケーションとは?」と題し講演をいただきました。
グローバル化の時代を象徴するような、経営統合(新日鉄+住友金属)や外国人の社長(オリンパス)、外国人の新卒採用(ユニクロ、ソニー)等の報道をふまえ、グローバル化に備えた人事戦略をどうするのかという課題について、資料を用いて説明がありました。
グローバル人材の定義は、研究会では何度も取り上げられていますが、ビジョナリーシンキング、セルフエンパワーメントの2つのOSを中心に、ダイバーシティ、コミュニケーション、グローバルイングリッシュの3つのアプリケーションを、共振させながらトレーニングすることで、グローバルな能力を身につけていくことができるというものです。
この5つの能力をそれぞれ自己診断いただき、グループで話し合っていただきました。
ひとつの理想、目標としてのカルロス・ゴーン氏のグローバル・イングリッシュに耳を傾けながら、3つのアプリケーションを強化するために何をしたらよいかを、マインドマップに書き出していただくなどをして、どういう研修が考えられるかを説明していただきました。
さて、休憩のあと、河原崎講師に登場いただきました。
プレゼンを料理にたとえ、素材をおいしく料理するということで、まずはおいしい肉じゃがの作り方からワークショップが始まりました。
良い素材を集め、食べやすい大きさに切り、おいしいと言ってもらえるような味付けを工夫する。
見た目(ジェスチャー)や聞こえ(ボイス)の大切さ、起承転結は諸悪の根源で、帰結転(展)結の構成を勧め、相手が聞いていて、楽で、記憶に残る話し方を、具体的な例と演習で、皆さまに体験いただきました。
特に、ダイヤモンド型の構図を意識した話し方、すなわち、
つかみ(Opening Story)
プレゼンの構成(3 Tells 予告、本編、復習)
3つのポイント(Points In,Contents,Points Out)
ハートを込めて(Emotion)
という説明をされ、ダイヤモンドを意識した2人一組の演習をやっていただきました。
最後の30分は、「語学の達人」河原崎講師への布留川講師によるインタビューです。TIME読むのは、毎日20分。知らない単語は後で調べて、その文章を録音して残しておき繰り返し聞く。解雇されたのを契機に、自分の道をさがし求め、講師の仕事に出会う。中国語の学習。留学生活のようすなど、話は留まることがありません。翌日からは上海に勉強に出かけられるとのこと。この情熱こそが、河原崎講師の魅力です。
お忙しい中、ご参加いただきました皆様に、厚くお礼を申し述べさせていただきます。ぜひ各社の、研修プログラムとしてご検討をお願いしたいと思います。
皆さま、本日は長時間、本当にありがとうございました。