第62回グローバル人材育成研究会
『成果を上げ続ける集団の秘訣:セルフエンパワーメント
~伸びる自立型人材を育成する研修~』
2011年3月23日(水)開催
●「ついていきたい!」人物を育成するには?
●変化対応を超えて変化を創り出す社員とは?
●自立と自律の違いとは?
第1部
伸びる人、伸びない人の境目 ~自立型人材育成のための研修~
マーケットが激変する現在、同僚・部下・関係者から「ついて行きたい」と思わせる人材は「強い内発的動機」に基づいて仕事をしています。 この内発的動機はどこにあるのか?自立と自律の関係とは?今回は、リーダーシップとその源泉であるセルフエンパワーメントを軸に、組織を活性化させる自立型人材を育成する上でのポイントをお話いたします!「リーダーシップ研修は数多く実施してきたものの、効果が見えない・・・。」「優等生型の社員が増え、言われたことはきっちりとこなすがリスクを取らない・・・。」 「チーム作りに悩んでいるマネージャ層が燃え尽き症候群になってしまっている・・・。」このような悩みをお持ちの人材育成ご担当者様、必見です!
おススメ:選抜研修の第1回目キックオフ研修、リーダーシップ研修
第2部
自らの強みと価値観を活かしたリーダーシップ
~組織への貢献に集中することで自分を活かす逆説的発想~
数多くの企業のコア人材のリーダーシップを発揮させることで組織風土の改革を促進してきた野呂講師の「セルフエンパワーメント・リーダーシップ」プログラム。導入企業では「想像以上の効果と内容!」とリピーター続出のリーダーシップ・プログラムをご体験いただき、その理由をご理解いただきます。どうぞこの機会をお見逃しなく!
おススメ:役員部課長向けリーダーシップ、中堅社員向け自己改革セッション、若手社員向け自己リーダーシップ、合併後の企業文化融合、チームビルディング研修
人事ご担当者様には、万障お繰り合わせの上、ご出席いただけますようお願い申し上げます。ご参加は無料です。
【開催日時】
2011年3月23日(水) 14:00~18:00
【講演者】
講師 野呂 理(のろ おさむ)氏
【略歴】
キャリア開発研修、リーダーシップ研修のスペシャリスト。
1985年慶応義塾大学卒業後、日東紡績株式会社にて技術職として生産技術、商品開発に携わる。その後、アーサー・D・リトル(ジャパン)株式会社にて経営コンサルティングに従事、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社にてリーダーシップ研修のトップ講師として活躍後、2002年にフリーの研修講師として独立。独自プログラムを開発し、講師業に専念。現在の主なプログラムは、キャリア開発系研修である「セルフエンパワーメント」と、リーダーシップ研修である「コーエンパワーメント・リーダーシップ」の2つである。
【内容】
13:40
開場
14:00
『伸びる人、伸びない人の境目 ~自立型人材育成のための研修~』
<講師:布留川 勝氏 グローバル・エデュケーション代表>
15:15
『自らの強みと価値観を活かしたリーダーシップ
~組織への貢献に集中することで自分を活かす逆説的発想~』
<講師:野呂 理氏>
17:30
質疑応答
18:00
終了予定
第62回グローバル人材育成研究会の様子
去る3月23日(水)、リージャス青山プラースカナダを会場に、第62回目となる研究会が開かれました。東北関東大震災からまもなく2週間という日でした。
痛ましいことに犠牲者数がまだ日に日に増えております。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。そしておそらくはこの先もしばらく不自由な生活を強いられるであろう方々が30万にのぼるともうかがいます。被災地の皆様に心より、お見舞い申し上げます。
こんな状況ですので各企業におかれてもまだまだ混乱をされているものと思われましたが、10社ものご担当者様にお集まりをいただきました。
前半はグローバルエデュケーション代表の布留川さんから、「伸びる人、伸びない人の境目 ~自立型人材育成のための研修~」と題し基調の講演をいただきました。
まず、高度成長期と現在を比較しつつ、「求められる人材」の要素を共有した上で、伸びる人、伸びない人の境目がどこにあるのかについて、グループで討議をしていただきました。
ついで、そもそもなぜ最近、「自立」「グローバル化」が叫ばれているのか、グローバリゼーションの大きな流れ、そして世界市場で生き残る組織・個人についての講義の後、グローバルリーダー育成にあたりどんな促進要因、また阻害要因があるか各社事情を共有いただきました。
今回はグローバル人材の要件の中、「自立」と「自律」について整理をし、自己成長には「自立・律」度合いがとても大きくかかわることを確認しました。
最後のグループディスカッションでは、自立型・自律型人材の育成手法、現在の取組みについて意見交換いただきました。
後半は今回で研究会三度目になる野呂 理講師の登壇です。
野呂さんから発せられた最初の問いは「今、なぜここにいるのか?」
ご自身の基本スタンス、考え方を紹介しつつ、実際の研修の展開に即した質問を投げかけ、皆さんに考えていただきます。
とてもシンプルで、かつ深い問いかけをし、少しずつ自然に、受講者の内面をほり下げていきます。
研修は講師の投げかけに対し、ひとりで考える、そしてペアで対話をすること繰り返して進みます。聞き手は思わず何かを言ってあげたくなるのをこらえ、ただひたすらに話し手の言葉に耳を傾けます。
野呂講師のコースでは、自分の強みや価値観を活かした組織への貢献をすること、自ら主体的に生きることを考えます。今起きていることをあらためて直視して、自分がどんな思いをもっているのかを再確認し、そして今何をすべきなのかを内省する。外部からの動機づけに頼らない、ひとりひとりが本来持つ自分に対するリーダーシップを引き出します。
野呂さんの明るく誠実な問いかけは、参加者に自然体での自分との対話をうながしていきます。いつの間にかにふたをしていたあきらめ、思い込み、決め付けをあぶりだし、自分が大切にしていたものをもう一度見つめ直すことが素直にできそうです。
お忙しい中、ご参加いただきました皆様に、厚くお礼を申し述べさせていただきます。当日の資料をお分けしておりますので、ご興味をいただけましたらどうぞKAIまでお問合せ下さい。