第66回グローバル人材育成研究会
『社員のやる気を上げて、内発的組織改革を目指す!
~コツさえ分かれば勝手に育つ、「内なるモチベーション」の引きだし方~』
2011年6月7日(火)開催
●社員のモチベーションが勝手に上がる驚きの方法とは?
●グローバル、ダイバーシティ環境で活躍出来る人材の育て方
●組織全体への波及効果が高い研修を探している
第1部
社員が勝手にグローバル人材になる方法
―「モチベーションが高い」と評判の海外ビジネスパーソンと同等に成果を出していく。自ら高いモチベーションを保ち、さらに部下や仲間のやる気を起こさせることで組織を盛り上げる。―
今回はこのような人材を育てるヒントについて、グローバルレベルで変化し続け、ますます多様化する企業研修の最新動向についても触れながらお話しいたします。
第2部
「勝手にモチベーション」が上がる、マインドやる気スイッチとは?
「社員のモチベーションをあげるにはどうしたらよいか」とお悩みの人材育成ご担当者様必見です!今回は、コーチング界のカリスマ講師、平本あきお氏より、コツさえ分かれば勝手にモチベーションが上がる「やる気スイッチ」の入れ方を伝授していただきます。最新著書「勝手にモチベーション」を踏まえた、誰の中にも元々存在している内なる「やる気」や「モチベーション」を引き出す方法についてお話しいただき、さらに平本講師の人気の秘密であるオリジナリティーあふれる実践研修もご体感いただけます。体験型学習を通して「勝手に向上心、意欲があふれる組織づくり」に貢献するコア人材を生みだす研修現場を、是非ご体験ください!
モチベーション研修、管理職研修、チームビルディング研修
人事ご担当者様には、万障お繰り合わせの上、ご出席いただけますようお願い申し上げます。ご参加は無料です。
【開催日時】
2011年6月7日(火) 14:00~18:00
【講演者】
グローバル・エデュケーション 講師
平本 あきお(ひらもと あきお)氏
【略歴】
チームフロー代表
1965年神戸生まれ。東京大学大学院(専門は臨床心理)修士課程修了。クリニックや病院でのカウンセラー、専門学校講師、セミナーリーダー等を経て1997年渡米。シカゴの大学院(Adler School of Professional Psychology)でカウンセリング心理学修士課程修了。精神科デイケア、小学校、 州立刑務所で心理カウンセリングを実施。NLP(神経言語プログラミング)やコーチング他、様々な手法も取り入れる。2001年9月帰国以来、大手電気メーカーでの企業研修を皮切りに、多数の民間企業・官公庁をサポート。
公開セミナーも多数。経営者・起業家・投資家・アスリート・著名人への個人セッションが人気。他、メディア・執筆等で活動中。大リーガーを1対1でメンタルの側面からサポートすることで、競技の結果・成績に直結。早稲田大学ラグビー部中竹監督(大学選手権優勝)や柔道100キロ超級石井慧選手(北京オリンピック金メダリスト)、他もサポート。“プラスをもっとプラスに“ 導くメンタルコーチ。
【内容】
13:40
開場
14:00
『社員が勝手にグローバル人材になる方法』
<講師:布留川 勝氏 グローバル・エデュケーション代表>
15:15
『「勝手にモチベーション」が上がる、マインドやる気スイッチとは?』
<講師:平本 あきお氏>
17:30
質疑応答
18:00
終了予定
第66回グローバル人材育成研究会の様子
去る6月7日(火)、リージャス新宿パークタワーの会議室「桔梗」を会場に、第66回目となる研究会が開かれました。お忙しい中、34名の人事ご担当者にお集まりいただきました。
まずはじめに布留川講師から、「社員が勝手にグローバル人材になる方法」と題し講演をいただきました。
まずはじめに、グローバル人材に求められる要素についての確認。
ビジョナリーシンキング
セルフエンパワーメント
ダイバーシティ
コミュニケーション力
グローバルイングリッシュ
さらに、グローバル化した社会が、国籍や住んでいる場所ではなくてValueある人材がよりダイレクトに評価される社会となるに及んで、各個人が自らグローバル化する必要がある。
では、グローバル人材になるには、どうしたらよいのか?
各時代の出来事を書き込んだ自身の年表を取り上げながら、「自分が生きる時代」のグローバリゼーションに「適応」するというキーワードが提示されました。先進国人材と新興国人材の、競合しかつ協働する時代をどう生きるか。
「フラット化する世界」(トーマス・フリードマン)よりグローバリゼーション3.0(個人のグローバル化)
IQ<CQ+PQ
グローバルショック
BRICs、VISTA、ASEAN諸国の総人口52億 VS 日本の人口1.2億人
先進国とBRICs諸国の平均月収表
右脳の能力開発で有名なダニエル・ピンクのビデオ映像の中で、ロースクール(左脳を使う)出身というところで笑いが起きる、アメリカにおけるグローバル化への対策。
以上のような話題を取り上げながら、グローバル人材として成長するためのVisionary Thinkingについて、自転車の前輪と後輪のタイヤを自分なりに描いていただきました。さらに、各グループごとに意見を交換していただきました。
さて、10分の休憩のあと、平本あきお講師に登場いただきました。
平本講師は、2005年の第12回に登壇いただいのが最初で、その後28回、31回、51回、さらに今回と当研究会5度目となります。
マイクもプロジェクターも使わず、3枚のホワイトボードと身体全体を使って参加者の心に直接語りかける平本節は、ますますパワーアップしていました。
自分軸、自分らしさ(自分にとって何が大事?)とありたい姿(どうありたい?)
自分軸を明確にすることで、やる気・能力・やり方が引き出せる。
4つのレベルの自分軸。
入社のきっかけから業務や人間関係、現在から未来に向かう、現職レベルの自分軸を引き出す演習の体験。
写真でもおわかりのように、ワークもふんだんに取り入れられています。 内なるモチベーションを引き出す平本講師のワークショップは、ぜひ生でご体験 いただきたいと思います。
お忙しい中、ご参加いただきました皆様に、厚くお礼を申し述べさせていた だきます。ぜひ各社の、研修プログラムとしてご検討をお願いしたいと思い ます。
皆さま、本日は長時間、本当にありがとうございました。