人材育成から研修施設の手配、実施・運営など企業研修を総合サポート

採用情報 企業の人材育成を支援する、櫂の新しいスタッフを募集します。
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事業案内

3つの柱

櫂は、企業の人材育成活動を総合支援するために、次の、3つのアウトソーシングサービスを事業としています

  1. 研修プログラムの紹介と提案
  2. 研修施設、研修備品の手配業務
  3. 人事業務、研修運営の業務委託

研修プログラムの紹介と提案

だれを対象にどんな研修を行うかは、各社の方針はもとより、現状の人材の分析をふまえ、目指すべき目標を明確化することから始まります。

 

具体的な技術目標や営業目標にとどまらず、たとえば、事業統合した2つの会社の合併効果がなかなか形に現れない事態において、毎日の忙しい業務の中で各社員は目の前にある問題の解決に追われ、組織全体の問題として関わることを遠ざけている場合、どんな工夫が可能か。

たとえば。人事考課の見直しのなかで、目標管理制度を理解し、さらに部下の育成指導により責任と自信をもって臨めるリーダーを育てるのが急務な場合、どんな研修が効果的なのか。

 

櫂は、人事担当者向けに内外の研修現場の最新情報を発信し、様々な研修プログラムをワークショップ形式で体験いただく「グローバル人材育成研究会」を運営しています。一流講師のファシリテーションを実際に受けていただくことで、講師の個性を実感いただき、その研修プログラムが自社のどんな研修に最大限に生かされるかをお考えいただきます。

 

こうした研究会での活動などを通して、目的と方法に対する考え方を共有させていただきながら、最もふさわしい研修プログラムを提案しています

研修施設、研修備品の手配業務

研修の目的と内容が決まり、依頼する研修講師の予定に従って、実施会場をさがすことになります。これまで多くの会社は、自社の福利厚生施設や適当なホテルなどを、会議室があるから、宿泊施設があるからというだけで、会場として使用されてきました。しかし、研修には、それぞれの研修の目的によって、ふさわしい研修環境が必要です。ただ一方的に、インストラクターの指導する内容を吸収するだけの教育研修もあれば、一人一人の参加者が、深く自分の心に耳を傾けなければならないような研修もあります。それぞれの研修には、ふさわしい場所、ふさわしい機能が求められます。

 

新人研修の会場はどこがいいのか。管理職研修には、どんな環境がふさわしいのか。櫂は、単に場所の紹介にとどまらず、その研修の最大限の効果を引き出す研修環境を考え、それにふさわしい提携施設をご案内しています。また、会場の手配のみならず、機材・備品の調達も行います。研修施設とは密に連絡を取り合い、懇親会をおこなうにあたっても、研修会場の担当者とメニュー構成や、二次会の設定などに知恵をしぼります。

 

施設運営と、研修を企画し実際に立ち会った経験をふまえて、ご担当が企画、実施しようとする研修を成功に導くための最適の環境を実現するサービスを提供するのが、櫂の2つめの仕事です。

人事業務、研修運営の業務委託

企業の人事担当者の仕事として、たとえば採用担当者は、会社説明会の開催計画をたて、配布資料の準備をし、説明会場を確保し、説明会の実施、面接の実施など、さまざまの業務に追われます。

 

育成担当者は、立案された年間計画を基に、研修会社や講師と内容を吟味し、打ち合わせをおこないます。スケジュールにしたがって研修会場をおさえ、研修参加者に開催予定を告知し、研修参加者からの変更や調整の依頼をこなしながら、研修の実施に臨みます。会社の根幹にあたる人の問題に、じっくりと取り組む余裕もないまま、業務の消化に追われてしまいがちです。

 

櫂は、企業が戦略的な人材育成活動を推進する支援をすべく、研修事業の周辺にある様々な業務のアウトソーシングを承っています。担当者には企画や評価といったコア業務に集中していただくために、定型化できる作業を委託業務としてお引き受けし、研修の準備作業や研修運営のアテンドをおこないます。人事部の目や耳として、また手足として、櫂を利用いただく仕事が3つ目の事業です。

 

今後、櫂の事業として、第4、第5の柱を構築していくのが企業として果たさなければならない義務です。私たちの手の中にはすでにその種があるのかもしれませんが、根を張るためには、必要な土壌を作らなければなりません。開墾し、水をやる手間と時間が必要です。これにはぜひ、櫂の新しい力となる皆さんといっしょに取り組んでいきたいと思います。

 

ここで、参考までに、櫂が協賛事業として取り組んでいる、「海外高校生による日本語スピーチコンテスト」(JSA)について触れておきます。

 

私(渡辺)は、特定非営利活動法人エデュケーション ガーディアンシップ グループ(NPO法人EGG.)の理事を務めています。このEGGが主催している国際交流事業=JSAへの関わりを、櫂の考える若い世代に対するメッセージとして受け留めていただきたく思います。以下は、この活動について書いた拙文の一部を引用しておきます。

 

「海外高校生による日本語スピーチコンテスト」(略称:JSA)は、日本語を学んでいる世界中の高校生と、日本語を通じて国際交流をおこなうという目標を掲げ、1995年7月に第1回が開催されました。この時の参加は、アメリカ・カナダ・香港・シンガポール・オーストラリアの5つの国と地域でした。

 

2年目以降は、イギリス、カナダ、ロシア、ポーランド、キューバ、ブラジル、インドネシア、マレーシア、フィリピン、中国、ニュージーランドの各国からの参加をいただくことができ、日本語のスピーチ力を競う国際大会の開催のほか、同年代の日本人学生を交えて、いまや10数カ国の若い世代による異文化交流プログラムとして定着するまでになりました。

 

海外の高校生は、それぞれの国内でおこなわれる大会で選ばれた代表として招聘され、日本人学生も加えたおよそ2週間の共同生活体験を通じて、日本語のみならず、日本の文化や習慣、考え方についてさらに理解を深め、将来のわが国と彼らの国との架け橋として、必ずや大きな役割を果たしてくれるものと確信しております。

(ホームページをご参照ください http://www.iware.ne.jp/jsa/)

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